『STOP再処理!基金』ご協力のお願い

現在、本格稼動を前に『アクティブ試験』という名のもと、海と空に大量の放射能を流し続けている青森県六ヶ所村核再処理工場。
私たちは、海や空を放射能で汚すことなく、安心安全なおいしい食べ物を食べ続けたい、未来の子供たちへ美しく豊かな自然を伝えていきたいと願っている市民有志のネットワークです。映画『六ヶ所村ラプソディー』を通して、いろいろな場所でこの問題を知り、いろいろな思いや形でそのことを願い続け、活動してきた私たちは、2009 年2 月岩手県盛岡市で開催された「六ヶ所村ラプソディー市民サミット」によって、新しいつながりを生み出し、全国の仲間たちと手を携えながら新たな一歩を踏み出そうとしています。

市民サミットでは、核燃料サイクルに頼らない社会を目指していくため「市民版グリーンエネルギー政策大綱(仮称)づくり」「高レベル廃液を環境へ流さないための全国署名」「再処理に関するデータバンクづくり」「みんなでできるキャンペーン」という4つのプログラムに取り組んでいくことが宣言されました。

これらを具体的に実施していくために、どうしても必要となるのが資金です。
そこで、私たちはまず、「みんなでできるキャンペーン」の一環として、『STOP再処理!基金』を設立し、カンパの協力を呼びかけていくこととしました。

4 月より大人一人原則12,000 円の『定額給付金』が開始されます。
自治体によって給付のされ方が異なるかとは思いますが、もしも特に使い道が決まっておらず、放射能を空や海に流すことや核燃料サイクル事業に少しでも疑問を抱くようであれば、ぜひ、この基金へご協力いただけませんでしょうか。
もちろん給付金の一部でも構いません。振込みの際、【定額給付金より寄付】と書いていただければ、その金額と人数を今後マスコミへ発表していくことも考えています。

この取り組みは、様々な意味を持っています。自分達で物事を考え選択する時代が、今目の前にやってきているように思うのです。
できることを少しずつ、みんなで一緒にやっていこうではありませんか。

【呼びかけ人】
六ヶ所村ラプソディー東日本サミット『みなCAN'Z』(みんなでできるキャンペーン)

【賛同個人&団体(順不同・敬称略)】
鎌仲ひとみ、田中優、中村隆市、富田貴史、CandleJUNE、花とハーブの里、ピースボート、
NO NUKES MOREHEARTS、ウインドファーム、チェルノブイリ友の会、櫻井BLUES農場、
NO NUKES PLAZA たんぽぽ舎、わかめの会、グリーン・アクション、NPO 地球とともに、PEACE LAND

【事務局&お問い合わせ先】STOP 再処理!基金事務局
Tel:0178-22-3269(PEACE LAND)
Mail:minacan6@yahoo.co.jp

【振込先】 郵便振替口座  *定期的に信用金庫に基金を移動し、管理します。
口座番号 02290−1−124244
口座名称 6ラプ市民サミット・STOP再処理基金

【資金の使い道】
1. 『六ヶ所村ラプソディー市民サミット・プログラム』実施に向けた必要経費。

  一、「グリーンエネルギー政策大綱(仮称)の策定」
    原子力発電からグリーンエネルギーへの転換に向けた具体的提言を創り上げ、
    環境への負荷が少ない持続可能な社会をめざすことを政府に求め、また広く
    市民に伝える。
    (想定される経費:専門家謝礼、旅費、研修費など)

  一、『全国署名「高レベル廃液を絶対に環境へ放出させないことを求める」に取
    り組む』署名活動を通じ、再処理工場の高レベル廃液による深刻かつ甚大な
    環境汚染の緊急性を 広報し、早急に再処理工場の凍結を要望する多くの国民
    の声を政府に届ける。
    (想定される経費:印刷費、通信費など)

  一、「再処理データバンクづくり」
    再処理を止めるため、科学的知識・政治的戦略・経済的効率の試算・そして
    皆の活動実績などあらゆるデータを蓄積し、活動に生かせるノウハウを共有
    して、バンクによる自立した活動を作る
    (想定される経費:WEB サーバー管理費、通信費など)

  一、「みんなでできるキャンペーン」
    身の回りで誰でも賛同できる草の根運動から国の政策転換を求める運動まで
    含め、広く全国各地に呼び掛け躍動する。あなたのパッションと行動が全てだ。
    (想定される経費:各種イベントにかかる経費など)

2. その他、カンパをいただいた皆様からのご意見等を最大限尊重しながら使用させて
  いただきたいと考えております。

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